2012年02月16日
フィルタリングサービス
無線LANでのネット接続とプリンタ複合機の設定、お子様向けのネットフィルタリングサービスの設定です。
一般向けフィルタリングサービスの定番ソフトといえばデジタルアーツの「i-フィルター」。量販店で販売されている国内メーカのパソコンには「i-フィルター」の体験版が結構入っています。
無料サービスでは「Yahooあんしんねっと」(現時点でWindows7の64bit版には未対応なので注意。なお近々対応予定とのこと)、マイクロソフトの「Windows Live ファミリー セーフティ」、シマンテックの「Norton Online Family」などがあります。
PCにインストールするのではなく、ルータで複数台のパソコンを管理できるタイプとしては、ネットスター社が提供する「ファミリースマイル悪質サイトブロック」(NECやIODATAのルータで利用可能)や「i-フィルター for BUFFALO」などがあります。
今回はお客様とご相談の上「i-フィルター」の月額版を契約し設定しました。
複数台のパソコンやゲーム機、タブレットなどにフィルタリングを設定したいという方は、対応ルータが必須ですが、ルータタイプのほうが便利でしょう。
2011年07月14日
UQ WiMAXを試してみました
レンタルしたのはPCカード型の「UD02NA」。測定したのは「川合新田」と「中越」の一般木造住宅内および「中御所」のマンションの3F室内。
同社のユーティリティで表示された電波強度は3カ所とも弱から微弱。しかし下り速度は約2M〜6Mbpsぐらい出て、問題なく利用できました。ADSL並みの速度は期待できそうです。
UQ WiMAXは長野県内でのエリア展開はまだそれほどではありませんが、他社のモバイルサービスなどと比較して、安価で契約期間の縛りも緩く速度も出やすいので、サービスエリア内の方であれば十分検討の価値はありそうです。
弊社でも加入手続き受付中です。
2010年03月22日
まだまだある偽ウイルス対策ソフト
見させていただくと、あー、これはもう典型的な偽ウイルス対策ソフトです。今回のソフト名は「Antivirus XP 2010」。
お客様によると、「メールの添付ファイルをクリックした後に」こういう症状が現れたとのこと。
確かに英文の添付ファイル付(setting.zipというファイル名)のメールが3通届いています。お客様が契約しているメールサービスはウイルスチェック&迷惑メール振り分け機能が働いていますし、PCにもNorton Internet Security 2009がインストールされているのですが、どちらも通り抜けてしまったようです。
検索してみますが「Antivirus XP 2010」にかかってしまったという情報が2、3件見つかるだけで、実際に削除したという情報はありません。日付も新しいのでどうも新種(亜種?)のようです。「Antivirus XP 2008/2009」に関してはトレンドマイクロのページにありましたが・・・。
まずはスタートアップをチェックしてみますが、それらしい項目は見つかりません。
更に調べてみた結果、具体的な情報が一つだけ見つかりました。このサイトです。何やら「av.exe」というファイルが悪さをしているようです。早速タスクマネージャを起動してプロセスをチェックします。ありました。「av.exe」を終了させると、現れていた偽の警告画面や通知領域(タスクトレイ)にあったアイコンも消えますので、これで間違いなさそうです。しかし、しばらくするとまた勝手に「av.exe」が起動してきます。なかなかしつこそうです。
「av.exe」は確かに記載のフォルダにありました(隠しファイルとシステムファイルはすべて表示)。具体的な削除手順は上記サイトの手順に従います。
最近、弊社への駆除依頼がなかっただけで(苦笑)、世の中にはいろんな偽ウイルス対策ソフトがあるようです。
見知らぬメールの添付ファイルは絶対にクリックしないでください!
2010年01月28日
偽ウイルス対策ソフト
最近は少なくなってきているのかと思ったのですが、「偽ウイルス対策ソフト」の被害はまだまだあるようです。
パソコンはWindowsXP SP2。今回は「Security Central」というソフト名で、初めてみるものでした。タスクトレイに表示されているアイコンは、Windowsセキュリティーセンターのアイコン(盾のアイコン)を真似ています。主な症状はアイコンをダブルクリックしても反応がなく、アプリケーションが起動できなくなるというものでした。
数年前の偽ウイルス対策ソフトは、コントロールパネルの「プログラムの追加と削除」に表示されて、比較的簡単にアンインストールできるものも多かったように思いますが、今回は表示されません。
ということでまずはセーフモードで起動。「Security Central」は起動してきません。アプリケーションも正常に起動できます。「msconfig」でスタートアップをチェックします。するとそのままの名前で項目がありましたので、チェックを外し再起動します。通常モードでも「Security Central」は起動してきません。これでこの項目が「Security Central」で間違いありませんので、スタートアップで記述されていたパスのプログラムを削除しました
お客様のパソコンにはウイルス対策ソフトはインストールされていませんでした。ルーターもなくブリッジモデムと直結です。メモリも256MBでしたので、まずはメモリ増設と「Microsoft Security Essentials」のインストール及びスキャンをお奨めしました。
「Security Central」の情報(ThreatExpert)
2010年01月02日
明けましておめでとうございます
本年もお客様にご満足いただけますよう、一層の技術・サービス向上に努めて参ります。
なにとぞよろしくお願い申し上げます。
新年は6日(水)より営業いたします。
2009年11月15日
月額2100円のADSL その2
弊社でお勧めしている、イー・アクセス社(eAccess)のADSLが好評です。北信で利用できる地域は、長野市北部と更北・川中島地域、須坂市全域に限られますが、12Mタイプが月額2100円前後とコストパフォーマンスは抜群です。
弊社でも同社の12MタイプとIP電話を今年はじめから利用しているのですが、トラブルもなく安定して使えています。モデムのリンク速度も、以前契約していたADSLに比べて2割早くなったのは思いがけないことでした。
イー・アクセス社は、最近はどちらかというと子会社の「イー・モバイル」という移動通信サービスで知られることが多くなりましたが、もともとはADSLサービスの会社として創業しています。量販店で宣伝や勧誘もほとんど行われていないので、あまり知られていないのですが、NTT、YahooBBに次ぐADSLの大手です。
インターネットサービスの回線やプロバイダとの契約は、一般のお客さまにとってわかりにくいところがあるせいか、一度契約すると変更したりするのが億劫になる方が多いみたいです。弊社ではこれらの手続きを代行いたしますのでご安心ください。
私のお客様でも、ADSLサービスがはじまった2002、3年頃のままの契約でずっと利用されてきた方が、イー・アクセス社のADSLに乗り換えたことで、速度も上がり月額3,000円節約できた例もあります。ここまででなくても月額1500〜2000円節約できることが多いです。
インターネットをできるだけ安く始めたい、インターネットの契約を見直したいが、よくわからないし手続きが面倒という方、ぜひ弊社までお問い合わせください。
実際のリンク速度2009年07月21日
USBの相性
USB接続の外付けHDDをつないだ状態で、パソコンのスイッチを入れると、Windowsのロゴ画面またはようこそ画面でフリーズ。起動した後つないでも、とたんにパソコンの動きが重くなる(ほぼフリーズ状態)。外すと正常に戻るというトラブル。エラーメッセージ等はなし。
パソコンは富士通のデスクトップ「C18SA」、OSはWindowsXP Home SP3。パソコンはリカバリした直後とのこと。外付けHDDはバッファローの「HD-HES1.0TU2」。バッファローのホームページで対応状況を検索すると、この組み合わせはOK。これは如何に。
事前に富士通のホームページで調べておいたのだが、C18SAには「USBデバイスを接続した状態で、ごく稀にWindowsロゴ画面表示のまま装置が起動しないことがある問題を修正しました」というBIOSのアップデータがあり、早速これを適用。しかし改善しない・・・。
次に「HD-HES1.0TU2」の初期不良の可能性もあるので、持ち込んだWindowsXP SP3のパソコンとお客様がお持ちのWindowsVistaのパソコンにつないで検証。どちらも問題なく動作するので初期不良の可能性は少ない。
デバイスマネージャでは外付けHDDは認識されている。念のためバッファローのTurboUSBのユーティリティは削除。PC連動AUTO電源機能をOFFにしてもだめ。
次に、C18SAのUSBコントローラを確認してみると「 sis 7001 pci to usb open host controller」。ネットで検索してみると下記のようなサイトが見つかり、どうも一癖ありそうな感じ。
SIS700x系USBホストコンロトーラの対応につきまして(センチュリー)
これはおそらくUSBの相性問題と推測。ただ念のため、バッファローFAQに記載の対策1から5をやってみた(今回は対策6は該当しない)
USB機器を接続しているとパソコンが起動しません(ストレージ)(バッファロー)
やはり改善なし。バッファローのサポートにも電話したがこれ以上の方法はない模様。となると解決策は、やはりUSBインターフェースカードの増設しかない。
今回はUSBカードを持ち合わせていないので、後日再訪問に。
選んだUSBカードはバッファロー「玄人志向」の「USB2.0N-CB」。選択した理由は、USBコントローラがNEC製のものであることが明記されていること、お客様のパソコンにPCカードスロットがあったこと、価格が安価なこと。
結果は問題なく動作。PC連動AUTO電源機能もOK。テストでの書き込み削除もOK。外付けHDD正面のアクセスランプも「赤色」に点灯し、USB2.0で動作していることが確認できた(「sis 7001」では「緑」点灯でUSB1.1動作だった)。
2009年06月10日
Internet Explorer(ブラウザ)のツールバーにご注意を
この2、3年でしょうか、googleやgoo、yahooなどの大手検索サイトが、Internet Explorer(以下IE)などのブラウザに組み込んで、自社の検索や各種サービスを、より使いやすくするための(使ってもらうための)「ツールバー」というソフトを配っています。これ以外にも、ウイルス対策ソフトの機能の一つとして、ホームページの安全性などを評価するツールバーなどもあります。
このツールバーがなかなかの曲者で、IEの動作を不安定にすることがあります。最近この事例が増えています。IEがまったく起動しないこともありました。
ツールバーは、自分が意図しなくても、購入時点で既にインストールされていたり、いろんなソフトと同時に自動的にインストールされてしまう場合も多く、お客様宅に訪問すると、IEの中に各社のツールバーが何段にもなっているパソコンを最近よく見かけます。
もし最近IEの動作が不安定な場合は、ツールバーを疑ってみてください。IE7とIE8にはツールバーなどの拡張機能をすべて無効にして起動させる方法(アドオンなし)がありますので、それを使って診断するのが確実です。
もし使っていないツールバーがある場合はアンインストールしましょう。いま使っているツールバーも最新のバージョンか確認して下さい。特にIEのバージョンを上げるときには、いまインストールされているツールバーは一度アンインストールする方が安全です。
参考リンク(マイクロソフト)
Internet Explorer 7のアドオン
2009年06月01日
メモリの重要性
「パソコンの動きが遅い」、「起動に時間がかかる」などの原因の多くはメモリ容量の不足です。データやソフトがいっぱい入っているから、それを削除したら早くなると思っていらっしゃる方が多いのですが、それで増えるのはあくまでHDDの空き容量で、メモリ不足の改善にはつながりません。
メモリ容量は、パソコンにメモリ(という部品)を増設することで、比較的容易に増やすことができます。価格も近年はとても安くなりました。
パソコンを快適に操作するためのメモリ容量は、OSがWindowsXPなら1GB程度、Vistaなら2GB以上が目安となります。
2001年末のXP発売以降2005年頃までのパソコンのほとんどは、メモリ容量が256MBです。現在となってはこの容量では明らかに不足です。あと512MBないし1GBの増設をお勧めします。
最近はメモリ価格が下がったせいか、はじめから4GBといったふうに潤沢に搭載されるパソコンも見られるようになりましたが、2007年春のVista発売から1年間に販売されたパソコンの多くは1GB、一部のモデルでは512MBしか積んでいないパソコンがありました。Vistaで512MBというのは論外です。せめてあと1GB足して1.5GBにしましょう。
参考リンク(アイ・オー・データ機器)
http://www.iodata.jp/promo/memory/hayawakari/add.htm
2009年05月25日
USBメモリで感染するウイルスにご注意を
しかしこの利便性の裏をついたウイルスが昨年夏ごろから広がっています。ウイルスといえばインターネットが感染源というのが近年の常識でしたが、このウイルスはUSBメモリを介して広まります。
いまさらこの話題?とは思ったのですが、先日お伺いしたお客様のUSBメモリから検出されましたので、もう一度ご自身のUSBメモリおよびパソコンのウイルスチェックをお勧めします。
参考リンク(トレンドマイクロ)
http://jp.trendmicro.com/jp/threat/solutions/usb/