2009年06月10日

Internet Explorer(ブラウザ)のツールバーにご注意を

この2、3年でしょうか、googleやgoo、yahooなどの大手検索サイトが、Internet Explorer(以下IE)などのブラウザに組み込んで、自社の検索や各種サービスを、より使いやすくするための(使ってもらうための)「ツールバー」というソフトを配っています。これ以外にも、ウイルス対策ソフトの機能の一つとして、ホームページの安全性などを評価するツールバーなどもあります。

このツールバーがなかなかの曲者で、IEの動作を不安定にすることがあります。最近この事例が増えています。IEがまったく起動しないこともありました。

ツールバーは、自分が意図しなくても、購入時点で既にインストールされていたり、いろんなソフトと同時に自動的にインストールされてしまう場合も多く、お客様宅に訪問すると、IEの中に各社のツールバーが何段にもなっているパソコンを最近よく見かけます。

もし最近IEの動作が不安定な場合は、ツールバーを疑ってみてください。IE7とIE8にはツールバーなどの拡張機能をすべて無効にして起動させる方法(アドオンなし)がありますので、それを使って診断するのが確実です。

もし使っていないツールバーがある場合はアンインストールしましょう。いま使っているツールバーも最新のバージョンか確認して下さい。特にIEのバージョンを上げるときには、いまインストールされているツールバーは一度アンインストールする方が安全です。

参考リンク(マイクロソフト)
Internet Explorer 7のアドオン

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posted by admin at 22:23| トラブル

2009年06月01日

メモリの重要性

「パソコンの動きが遅い」、「起動に時間がかかる」などの原因の多くはメモリ容量の不足です。データやソフトがいっぱい入っているから、それを削除したら早くなると思っていらっしゃる方が多いのですが、それで増えるのはあくまでHDDの空き容量で、メモリ不足の改善にはつながりません。

メモリ容量は、パソコンにメモリ(という部品)を増設することで、比較的容易に増やすことができます。価格も近年はとても安くなりました。

パソコンを快適に操作するためのメモリ容量は、OSがWindowsXPなら1GB程度、Vistaなら2GB以上が目安となります。

2001年末のXP発売以降2005年頃までのパソコンのほとんどは、メモリ容量が256MBです。現在となってはこの容量では明らかに不足です。あと512MBないし1GBの増設をお勧めします。

最近はメモリ価格が下がったせいか、はじめから4GBといったふうに潤沢に搭載されるパソコンも見られるようになりましたが、2007年春のVista発売から1年間に販売されたパソコンの多くは1GB、一部のモデルでは512MBしか積んでいないパソコンがありました。Vistaで512MBというのは論外です。せめてあと1GB足して1.5GBにしましょう。

参考リンク(アイ・オー・データ機器)
http://www.iodata.jp/promo/memory/hayawakari/add.htm

posted by admin at 22:25| パソコン