「パソコンに被害がないように」と思ったのですが、翌日「パソコンが起動しない、他の起動するパソコンも、インターネットにつながらない」というお電話をいただいてしまいました。


原因は、ルータとハブの一部のLANポートおよびパソコンのLANボードの故障でした。ハブの1つのポートは完全に焼き切れ、LANケーブルのコネクタも焦げています。パソコンのLANボードも、一部に焦げ後がありました(写真)。幸い、パソコンはLANボードの交換で正常に起動できるようになりましたが・・・。
私も、もう7、8年前になりますが、まだISDN回線全盛の頃、TA(ターミナルアダプタ)を雷でやられた経験があります(最近はISDN回線もかなり減りましたが、TAは雷に弱いのです)。
雷によるパソコンの被害を調べますと、どうもLAN(ネットワーク)関連部分が多いようです。
もし雷の後、インターネットにつながらないという場合は、まずは通常の手順(すべての機器の電源の入れ直し=再起動)が鉄則ですが、その後もやはりつながらないという場合は、パソコンのLANポート、モデムやルータ、ハブの故障、LANケーブルの切断の可能性が高いです。
雷対策については、下記の富士通やサンワサプライのページに詳しい解説がありますのでご一読をお奨めします。
富士通「雷対策のススメ」
http://azby.fmworld.net/support/advice/thunder/
サンワサプライ 雷ガード製品
http://www.sanwa.co.jp/seihin_joho/thunderguard/